補聴器に関するご質問にお答えします。
- Q
- A 補聴器は聴力が衰える以前の状態に戻すのではなく、現在の聴力を最大限に活かし、快適な聞こえを提供するものです。聞こえが完全に元に戻ることはありませんが、一人ひとりに適した補聴器を装用することで、日々の不安が解消され、より活動的な毎日を送ることができます。
- Q
- A 補聴器の形による分類では、耳あな型と耳かけ型、ポケット型、メガネ型があります。弊社では耳あな型と耳かけ型をご用意しています。耳につけているのが楽しくなる多彩なカラーを持つ耳かけ型、耳の裏に隠れるほどの小型サイズのCRT(カナル・レシーバ・テクノロジー)タイプが人気です。
- Q
- A 補聴器のタイプや性能による違いです。価格が高い器種は周囲の騒音を抑制したり、ご使用いただく方に合わせて細かな調整ができたりします。しかしながら、すべての方に価格が高い器種がおすすめというわけではありません。どんな時に補聴器を使用したいのか、また何を改善したいのかを考えていただき、補聴器販売店でじっくりご相談ください。
- Q
- A 人は本来、左右両耳から周囲の音を聞き取ることで、音の方向や距離感などを判断しています。補聴器も片耳だけでなく両耳に装用する方が、より自然な状態で音を聞き取れ、毎日の生活も快適に送ることができます。是非両耳装用でお試しください。
- Q
- A 補聴器をつけていることを見られることに抵抗がある方には、耳の中に入れて使う耳あな型の補聴器があります。一番小さい耳あな型のCICタイプであれば、耳の中に補聴器がすっぽりと隠れてしまうのでほとんど目立ちません。最近では、耳かけ型でも耳の裏側に隠れてしまう小型のCRTタイプもご用意しております。デザイン性に優れた耳かけ型補聴器であれば、カラーも自由に選べるので、つけるのがもっと楽しくなるかもしれません。
- Q
- A 確かに高価な器種がありますので、そのようなイメージを持たれやすいのですが、補聴器は形や性能によって価格もさまざまです。例えば、高価な器種は騒音を抑制し、細かな音の調整ができる長所がありますが、そのような機能が全ての方に必要とは限りません。聴力レベルはもちろん、お使いになる環境や用途に合わせて、ご予算内でご自身に適した補聴器をお選びになることが大切です。
- Q
- A 昨今の技術革新により補聴器は非常に小型サイズになり、つけていてもほとんど目立ちにくくなりました。補聴器を使用すること自体に“お年寄り”を連想される時代は過去のものになりつつあり、現代ではむしろ話しかけに気付かなかったり、話した内容が正確に聞き取れなかったりするようなことに対しての改善に重点が置かれているようになっています。人とのしっかりとしたコミュニケーションは現代社会を生きていく上で大切な要素です。少しでも聞こえにくく感じた時は早めに耳鼻科で受診し、必要に応じて補聴器の使用を検討されることをおすすめします。
- Q
- A まずは、耳の専門家である耳鼻科専門医で受診されることをおすすめします。耳が聞こえにくくなる要因の中には、治療によって完治し聞こえが良くなるようなケースもあるためです。治療で完治しない場合でも、医師より補聴器販売店を紹介されることもありますので、まずはそこで補聴器装用についてのご相談をしてみてください。
- Q
- A まずは主治医の医師にご相談ください。お子さまの場合、聴力レベルの正確な把握が非常に難しいことがあります。補聴器は耳の聞こえに合わせて調整することが必要になりますので、その元となる聴力レベルを正確に把握することはとても大切です。
- Q
- A 一般的には、お近くの補聴器販売店でお買い求めいただくことができます。補聴器は耳の聞こえにあわせて調整することがとても大切です。ご購入後も補聴器を調整するために、耳の聴力測定や補聴器の調整をしっかり対応してもらえる販売店を見つけましょう。
- Q
- A 補聴器販売店では、最初に補聴器を耳の聞こえにあわせて調整するための聴力測定を行います。聴力測定後は、補聴器の選定や補聴器の調整を行い、実際に日常生活で使用できるように設定していきます。また、補聴器を購入した後も点検や掃除を行ってくれますので、お困りのことがございましたら相談されることをおすすめします。
- Q
- A はい、できます。購入前に試聴されることをおすすめします。補聴器販売店の方にご相談いただき、ご自宅や仕事場などで実際の聞こえを確認してみてください。
- Q
- A 補聴器を初めてお使いになられた方の多くは、補聴器を耳につけると違和感があるといわれます。個人差はありますが、補聴器を使い始めて少なくとも数週間は、装着の違和感がある状態で補聴器を使用することになるでしょう。ただ、しばらくすると補聴器を装用している違和感にも慣れてきますのでご安心ください。最初のステップでは、補聴器販売店に使い方をしっかり指導してもらい、少しずつ慣れていくのが良いでしょう。
- Q
- A 補聴器は基本的に電気機器になりますので、長年ご使用いただくことはできないのが実状です。ご使用いただける年月は、日常のご使用状況やお手入れ具合によって異なってきますので、販売店で定期的に点検をされることをおすすめします。
- Q
- A 補聴器にはテレビを見るときや電話でお話するときに適したプログラムを個別に調整しておくことができます。シチュエーションごとに調整したプログラムに切り替えてご使用いただくことによって、より適切に音が調節され、聞き取りやすくなります。
- Q
- A 補聴器の調節を手元で行うことができるリモコンのご用意がございます。日本語表示のカラーディスプレイタイプや、ボタンのみのシンプルなタイプがございます。用途にあったものをお選びください。
- Q
- A 初めて補聴器を装用した方は、このように感じることがあります。補聴器を使用すると、聞こえにくい状況から聞こえる状況に急変することで、全ての音が今までと違って感じてしまうようです。ただ、これは聞き取りを改善する上で必要なことですので、徐々に慣れるようにしましょう。
- Q
- A 「フォナック マイコム」というアクセサリーがあります。フォナック マイコムを使用することにより、テレビや携帯電話の音声を無線で直接補聴器に送られ、補聴器から聞こえるようになるため、より聞き取りやすくなります。特に両耳に補聴器を装着した方がより大きな効果につながります。
- Q
- A 補聴器は医療機器であると同時に電気機器になります。スポーツをすれば発汗し、その汗が補聴器本体に流れ込んでしまって、補聴器の動作を止めてしまったりすることがあります。さらにスポーツ後、掃除をせずにそのままで使用するとサビの付着を招いてしまいます。汗で濡れてしまった場合は、しっかり水分を拭き取って乾燥ケースに入れて乾燥させてください。
- Q
- A 補聴器を使用し続けることによって、耳の聞こえが悪くなるということはありません。日常の生活の中での使用に慣れ親しんでおくことをおすすめします。ただし、補聴器を装着していると疲れることもありますので、そのような時には取り外してお休みしてもよいでしょう。
- Q
- A 補聴器は、腕時計などと同様に飛行機内で使用できます。もちろん離着陸時に電源を切る必要はありません。
- Q
- A医療機器である補聴器は、EMC※規格に適合して設計されており、他の医療機器に影響を与え支障をきたすほどの電磁波を放射していません。
※EMC(Electromagnatic Compatibility:電磁的両立性):電子機器製品が電磁波により誤動作をしない、他の電子機器に影響を及ぼさないことを示す規格。
- Q
- A MRIは極めて強い磁場を発生させます。そのため強磁性体(鉄やニッケル)があると、その部位に磁力線が集中し、補聴器の部品を破壊させてしまいます。また、金属類その他が撮影の近くにあると、肝心な診断に誤りが生じることもあります。したがって、MRI検査を受ける際は必ず補聴器を身体から外してください。同様にCT撮影時も外してください。
※接骨院などの低周波数治療器やIH電磁調理器の近くで補聴器をつけていると、大きな雑音を発することがあります。補聴器そのものを壊す恐れは少ないのですが、デジタル補聴器では支障をきたす場合もありますので、ご注意ください。
- Q
- A 聴力を測定してどの位の大きさの音が聞き取れるのかを示したグラフです。横軸が周波数(Hz:ヘルツ)、縦軸が音の大きさ(dB
:デシベル)を示します。

- Q
- A イヤモールドは、耳の形に合わせてオーダーメイドで作製する耳せんで、耳かけ型補聴器に取り付けて外耳道の中に音を伝えます。私達の耳の形は、指紋のように一人ひとり異なるため、耳の形に合わせて作ります。実際の工程としては、歯型をとるときと同じような柔らかい材料を用いて耳の形を採ります。耳の形によくフィットするイヤモールドを用いると、音が耳の中へ入りやすくなります。

イヤモールド
装用時
- Q
- A販売店に行くのは、補聴器の点検やクリーニング、調整などのお手入れ、不具合や修理など対応の必要があるときになります。特に頻度は決まっていませんが、お困りのときやご不明な点がございましたら、販売店に行かれることをおすすめします。
- Q
- A耳の形に合わせて作製したはずなのに正確に合っていない場合や、補聴器を正しく耳に装着することができずに傾いた状態で耳に収まっている場合に痛みを感じることがあります。まずはお買い求めいただいた販売店に相談し、補聴器への適切な処置を行ってもらうようにしてください。
- Q
- A空気電池は気温と湿度によって性能が変化します。気温、湿度ともに低い冬場は電池寿命が短くなってしまうことがあります。また、二酸化炭素の濃度が高い場合も、電池寿命を低下させる大きな要因です。その他、補聴器の不具合が原因で、通常より電池寿命が短くなってしまうこともありますので、ご心配な点がございましたら販売店にご相談ください。
- Q
- A
補聴器は小さな精密機器ですので、基本的には購入された販売店で、お手入れやクリーニングをしてもらうことをお勧めします。お手入れ以外にも普段から、補聴器を使用していないときは、専用の湿気を取る乾燥剤の入ったケースに補聴器を保管することが大切です。この場合、電池は補聴器本体から取り出し、本体の電池収納部のふたを開けた状態で乾燥ケースに入れてください。その際、電池はケースには入れないでください。
補聴器をご自身でお手入れする場合は、補聴器の取扱説明書をご参照いただき、 補聴器の落下による損傷を避けるため、布などのやわらかいものの上で行ってください。また、補聴器の形によりお手入れの方法は異なりますので、以下も併せてご参照ください。1. 耳あな型補聴器の場合
聞こえが悪くなる原因は、音の出る孔に耳垢が詰まっている場合が殆どです。ときには、音を拾う小さな孔のマイク部分にも、手垢やゴミ等がつまっていることもありますので、耳垢の有無をチェックし、除去してください。 また、聞こえが不安定なときは、電池接片を点検してみることも必要です。電池接片に電池のシールの糊が付着し、接触不良が生じている可能性もあります。また、冬など寒いときに湿気にさらされると、音孔部分が結露することもあります。この場合は乾燥剤等で補聴器を乾燥させ水分を除去します。これらのお手入れは、補聴器販売店に依頼されても良いでしょう。
2. 耳かけ型補聴器の場合
耳かけ型補聴器は本体とは別に、耳に入れるイヤモールドや耳栓に耳垢や汚れが詰まっていないか確認し、除去します。耳かけ型補聴器の本体の場合は耳にかける部分(フック)の根元に汚れが生じている場合があります。そのときはアルコールなどに浸した綿で除去します。汚れがひどいときは、販売店で交換する必要があります。また補聴器本体から音を耳に伝える音道部分のチューブに、冬場などで外気温が下がると温度差により結露することもあります。その場合はチューブを外し、水滴を除去してください。また夏場は汗が補聴器に付着するので、故障が多くなります。乾いたハンカチややわらかい布でこまめに汗をふき取ることをおすすめします。
3. ポケット型補聴器の場合
イヤモールドや耳せんの中に耳垢が詰まっている場合は、イヤモールドや耳せんをはずし、ブラシで耳垢を除去するか、中性洗剤で洗浄をしてください。また、補聴器本体のマイク部分にホコリや汚れが付着すると音が出ないか、弱くなります。ブラシでマイク部分の汚れを除去してください。
4. イヤモールド・耳せんの掃除の仕方
中性洗剤をぬるま湯に少量入れ、その中で、イヤモールドや耳せんの孔を爪楊枝などの細い棒で掃除して、洗浄すると良いでしょう。
- Q
- A空気電池の使用前は、正極(+)側に酸素を遮断するためのシールが貼られていて、これを剥がしてから使う仕組みになっています。一度剥がせば放電状態になるため、時間とともに電池寿命が短くなっていきます。長時間使用しない場合は、このシールを貼り直すことで、多少、劣化を抑えることができます。このシール以外のものでは不具合の原因になる場合がありますので、ご使用は避けてください。
- Q
- Aピーピー音の正体はハウリングです。
補聴器から出力された音が、耳から洩れ出て、その音が再度補聴器のマイクで拾われ補聴器から出力される。これがくり返し発生することで不快なピーピー音、つまりハウリングが発生してしまいます。ハウリングを止めるには、まずは耳から洩れ出てしまう音をできる限り漏れ出ないようにします。また、ハウリングを電気的に抑制する機能(ホイッスルブロック)を使用する方法もあります。ハウリングでお困りでしたら、補聴器販売店にご相談ください。
FMシステムに関するご質問にお答えします。
- Q
- A FMシステムで使用する電波は国ごとに定められている「電波法」という法律で、電波の周波数帯やチャンネル、出力値などが詳細に決められています。弊社ではFM送信機に電波法の認証シールを貼付し、国内での使用を認証しています。そのため国内で購入したFM製品を海外で使用したり、海外で購入したFM製品を日本で使用したりすると、使用された方の電波法違反となってしまいます。海外での使用はお控えください。
- Q
- A FMシステムのような無線機器は、ペースメーカーに影響を及ぼす可能性が高いため使用しないようにお願いしております。無線機器の使用に関する詳しいことについては、担当医師にご相談ください。
- Q
- A 補聴器だけでは聞き取りの改善が難しい状況があります。例えば、学校の授業中でも、周りの騒がしさに邪魔されて先生の話が聞き取れないようなことがあったとしても、FMシステムを使用することで、先生がすぐそばで話しかけてくれるのと同じくらいはっきり聞こえるようになります。ぜひご検討ください。
- Q
- A おおよそ15 mまで届きます。
- Q
- A はい、屋外でもご使用いただけます。課外授業や遠足などでも活用できます。
- Q
- A Tコイルが内蔵された耳あな型補聴器であれば、FM受信機マイ・リンク・プラスを使用することができます。マイ・リンク・プラス使用する際、FM音声が入るように補聴器のプログラムスイッチやリモコンでプログラムを「MT」や「T」に切り替える必要があります。
- Q
- A 他メーカーの補聴器でもFMシステムに対応している器種であれば、フォナックのFMシステムをご使用いただくことができます。ご使用中の補聴器がFMシステムとの互換性があるかは、補聴器販売店にお問い合せください。
- Q
- A 人工内耳をお使いの方でもフォナックのFMシステムをご使用いただくことができます。人工内耳のスピーチプロセッサーの器種によってご用意いただく機器、アクセサリーが異なりますので、詳しくは人工内耳メーカーにお問い合せください。
- Q
- A 補聴器や人工内耳の器種によっては、特別な設定を行わずFMシステムを使用できますが、多くの器種は基本的にFMシステム専用の設定を準備する必要があります。詳しくは、補聴器販売店もしくは人工内耳メーカにお問い合せください。
- Q
- A FM送受信機は、同一メーカーの組み合わせでご使用ください。
- Q
- A 航空法の規定により、電波を発信する機器の飛行機内での使用は禁止されております。機内に搭乗されましたら、FMシステムの電源をお切りください。
- Q
- A FM送信機から発信される電波が、病院内にある医療機器に対し障害を及ぼす可能性があります。医療機器の中には、人命に関わるものもありますので、FMシステムを使用する場合は、必ず担当医に確認をしてから判断するようにしてください。
- Q
同じ教室にFM受信機を使用している生徒が二人在籍しています。送信機1台に対し、受信機は複数台あっても同じようにFM音声が聞こえますか?
- A 同じ教室内で受信機は何台あってもかまいません。送信機からの電波が届く位置にいれば同じように聞こえます。
- Q
学校でFMを使用している生徒が二人在籍していますが、隣の教室です。それぞれの教室でFMを使用するにあたり、注意すべきことはありますか?
- A 隣り合う教室で同じチャンネルの送信機を使用すると干渉ノイズが発生する可能性があります。上下左右など隣接した教室でFMシステムを使用する場合は干渉の少ない条件の良いチャンネル組み合わせて使用してください。予め使用するチャンネルに設定した送信機を各教室に置き、教室内を歩いて干渉しないかどうかを確認することをおすすめします。
- Q
- A 受信機の電源をオンにしたときに起動するチャンネルのことです。標準は91チャンネルですが、よく使うチャンネルをデフォルト・チャンネルに設定することをおすすめします。
送信機にはデフォルト・チャンネル機能はなく、送信機の電源をオフにするときに画面に表示されていたチャンネルで起動します。
- Q
- A Tコイルを利用して聞く音の特性は補聴器(マイクロホン)を通して聞く音の特性と異なる特徴があります。こどもの言語獲得のためにはできる限り、補聴器と同じ特性のままで音を聞かせることが望ましいといわれています。また蛍光灯やPCのモニターから発生する電磁波によりノイズを拾いやすいことも欠点として挙げられるため、言語獲得中のお子様にはマイ・リンク・プラスの使用をおすすめしていません。














