授業を助ける周辺機器

補聴器を装用しても、実は教室での聞き取りが苦手

難聴のお子さまにとって苦手な環境の一つが、たくさんの音が一度に聞こえる場所での聞き取り。教室がまさにその場所になります。

正常な聴力をもつ場合、耳に入ってくる音はそれぞれ距離感があり、加えて、自分にとって不要な音はあたかも聞こえていないように聞き流すことができます。では、難聴の方が補聴器を装用すると、正常な聴力と同じように聞こえるようになるのでしょうか?答えは、”いいえ”です。実は、空調の音やクラスメイトの話し声、教科書をめくる音、イスや机を引きずる音、そして先生の声も、すべて区別なく耳に入ってきているのです。つまり、先生の声はまわりの音に埋もれながら耳元に伝わっているのです。最近では緻密に騒音を抑制できるようになった補聴器ですが、それでもやはり正常な耳のように、聞きたい音だけを忠実にひろうことは難しいのです。

難聴をもつこどもたちは、こうした環境のなかで勉強をしていかなければいけないのです。

もっと聞くことが楽しくなる周辺機器で、小さな耳に喜びを

聞こえに関するストレスを少しでも軽減してもらいたい、という想いから、フォナックでは高性能な補聴器の研究開発にまい進すると同時に、早くから補聴援助システムの開発を進めてまいりました。
授業シーンで役立つのは、FMシステムです。フォナックはFMシステム製品のトップメーカーであり、世界中のユーザーが、補聴器だけでは味わえない、快適な聞こえを楽しんでいます。

FMシステム

FMシステムは、話し手の声をマイクでキャッチし、FM電波に乗せて耳元に届ける補聴援助システムです。人工内耳にも使用でき、学校の授業や、会社での会議をはじめ、屋外でも活用いただけます。小、中、高校そして大学、社会人と長きにわたって、自立をサポートするシステムです。

  • 学校で

    先生の声が耳もとでよりはっきりと聞こえる。

  • ご家庭で

    家族の声をもらさず聞き取りやすく。

  • インドア&アウトドア

    一緒に楽しめることが、遊びの醍醐味。

  • 送信機
    言語獲得中のこどもに適した送信機から、 スマートに使えるおとな向けの送信機まで、各種ご用意。
  • 受信機
    耳かけ型、耳あな型それぞれの補聴器にセットできる受信機を各種ご用意。他メーカーの補聴器や、人工内耳にも使用できます。

FMシステムについて詳しくは

FMユーザーの声 楓雅くん

FMユーザー 楓雅くん

楓雅(ふうが)くんは宮城県内の普通小学校に通っています。学校や自宅でFMシステムを使っています。

[使用中のシステム名]
送信機:インスパイロ 受信機:ML10i
お母様よりコメント

楓雅は聴力レベルが両耳とも110dBHLと難聴のレベルが重いため、試せるものは試すというつもりで探し、FMシステムの効果を確認して使用しはじめました。 使うようになったのは幼稚園の頃からで、園の先生からは「反応が良くなって、自分から行動できるようになった」といわれ、とてもうれしかったのを覚えています。
小学校に進んでからは、授業でテレビやCDで音を聞くときは、アダプターやケーブルを介して送信機をオーディオ機器につなげ、また運動会や学習発表会のときもアンプに送信機をつなげて、先生からのアナウンスや音楽をきいています。お友達と同じように授業に臨むことができ、とても助かっています。

FMユーザーの声 明星ちゃん

FMユーザー 明星ちゃん

明星(あかり)ちゃんは広島県内の普通小学校に通っています。5 歳から始めた新体操の練習を毎日頑張っています。明星ちゃんが FM システムを使うきっかけとなったのも新体操でした。

[使用中のシステム名]
送信機:ZoomLink 受信機:MLxS
お母様よりコメント

5才から新体操をしていますが、FMシステムを使うようになって、試合や練習時、コーチの声や音楽が聞こえるようになり、不安がなくなりました。はじめてFMシステムを使用したときの感想は「すごい!!」の一言。違う部屋に娘がいて、離れた部屋から娘を呼ぶと「はーい」と返事があり、しばらくはうれしくて家でずっと使っていました。
まだ使用していない人には、ぜひ使ってほしいです!家の中でも外でも使えて、今より何かが変わることは間違いないです!

FMストーリー