» 軽度・中等度難聴児支援のブログ記事

先日よりお知らせさせて頂いておりました、ロジャー等、補聴援助システムについて学ぶ会を、相模大野の ユニコムさがみはら で28日(土)に開催致しました。

お申込を頂いていた方全員がお越しくださり、当日直接ご来場いただけた方々もいらっしゃり、会場はお子様も沢山の和やかな雰囲気に包まれました。

実は、補聴援助システムであるロジャーを試して聞いていただくのは、賑やかな環境の方がより向いています。その聞こえやすさを、より実感して頂けるためです。今回の会場もお陰様でとても良い試聴環境になりました!

大人の皆様に着席形式で補聴援助システムの仕組みはもちろん、法律の役割などの説明を聞いていただいている後ろで、お子様たちにはフォナックの小児補聴器のキャラクター レオ君の塗り絵をしてもらったり、折り紙をしてもらったりしながら過ごしてもらいました。

 

 

 

 

ロジャーの試聴後、会の最後には直接ご不明な点がおありになる方や、ご質問がある方のお話をお伺いし、あっという間に閉会の時間となりました。

貴重なお休みの日に足をお運びくださったみなさま、楽しく塗り絵をしてお友達とお利口に過ごしてくれたお子様たち、本当にありがとうございました!

この回を開催するにあたり甚大なご協力を頂戴しました、北里大学耳鼻咽喉科・頭頚部外科の先生方にも改めまして心より御礼申し上げます。

 

実は今回のように実際に難聴をお持ちのお子様の聴こえの環境を体験していただき、補聴援助システムの有・無の状況がどれだけ聞こえかたの違いを生むのか、体感していただけるイベントは福岡・京都・岡山を経て4回目の開催でした。今後も全国各地で続けて参りたいと思います!

9月23日(金)に岡山国際交流センターの会議室をお借りして、

岡山キッズファーストの先生方と一緒にイベントを開催させていただきます!

会場では最新の補聴援助システム”ロジャー”の試聴を含め、お子様の実際の学校生活の中で起こりがちな問題に対して、

補聴器や補聴援助システムがどんな解決方法を持っているのか、

どんな風に使っていただくとより学校生活が楽しくお過ごしいただけるか、お話をさせていただく予定です。

参加費用は掛かりませんので、お近くにお住いの方でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非ご参加ください!
会場でお会い出来ますことを楽しみにしております!

岡山ロジャーイベント

岡山ロジャーイベント

日本の一部の自治体では、身体障害者手帳の交付対象とならない軽・中等度の難聴児に、補聴器購入費の一部または全部を助成する制度を設けています。

東京都でも中等度難聴児への支援が始まりましたので紹介します。
【中等度難聴児発達支援事業のお知らせ】
中等度難聴児発達支援事業とは
身体障害者手帳の交付対象とならない中等度難聴児に対して、補聴器の装用により言語の習得や生活能力、コミュニケーション能力等の向上を促進するため、補聴器の購入費用の一部を助成し、難聴児の健全な発達を支援することを目的とします。
実施主体
区市町村
対象児童
次のいずれにも該当する児童
1)東京都内に居住している18歳未満の児童
2)両耳の聴力レベルが概ね30B以上であり、身体障害者手帳(聴覚障害)交付の対象となる聴力ではないこと
3)補聴器の装用により、言語の習得等一定の効果が期待できると医師が判断する者
※対象児童の属する世帯の最多区市町村民税所得割課税者の納税額が46万円以上の場合は対象外。
基準額
137千円(補聴器1台あたり)
※修理費、付属品に係る費用は対象外。
助成額
基準額と補聴器の購入費用を比較して少ない方の額の9/10
(生活保護、低所得世帯は10/10

問い合わせ先

お住まいの区市町村障害福祉担当窓口又は
東京都福祉保健局障害者施策推進部自立生活支援課
電話:03-5320-4146
FAX03-5388-1408
※事業実施の有無等については、お住まいの区市町村へ直接お問い合わせください。
基準額が137千円というのはすごいですね。
東京都福祉保健局のHPはこちら 
  

少し前に、名古屋市議会の定例会で市立中学校の難聴児のために、FMシステム未整備の学校に通う生徒に公費で助成をするという中日新聞の記事をお伝えしましたが、11月1日の時報光学新聞に関連記事が掲載されていましたので紹介します。

中日新聞(2012年9月15日)の記事はこちら

時報光学新聞(2012年11月1日)の記事はこちら

記事によると、中部日本放送の報道番組「イッポウ」で、FMシステムの問題が13分に渡り特集されたそうです。

番組ではFMシステムを導入している名古屋市立菊井中学校の授業の光景が取り上げられました。

【同学校の生徒の声】
「小学校のときはあまり先生の声が聞こえなくて、友達に聞いたりしましたが、中学でFMを使うようになってからわかるようになり、うれしくなった。」

【同学校の先生の声】
「FMマイクを使う前は先生、いま何て発音したんですか、もう1回言って下さいというような聞こえそのものの質問が多かったのですが、導入したあとはこの前習ったのとはどう違うんですかというように授業の内容に関する質問が増えてきた」

また、FMシステムを初めて使う小学生の言葉の聞き取りの正答率が44%から80%に向上した事例も紹介され、FMシステムの効果と必要性が取り上げられていました。

名古屋市議会では、伊藤彰教育長が「(FMシステムは)公費負担が原則。難聴学級だけでなく、日頃授業を受けている元の学校についてもFM送信機を早急に利用できるようにし、教育環境の整備に努めたい」と述べたそうです。

他の地域でも難聴児への公的助成を要望している方々が多くいらっしゃると思いますが、こちらの記事を一例としてご活用ください。

  

軽度・中等度難聴児に関する論文の紹介です。

独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所の原田公人先生の研究で、冒頭「聴覚障害教育においては、軽度・中等度難聴児への教育的な対応がより重要な課題と位置づけられるようになっている。」と仰っています。

全国で広がりつつある軽度・中等度難聴児の支援の一助になると思いますので、是非、下記リンク先HPから論文をダウンロードしてみてください。

平成22年度~23年度
専門研究A
B-273 軽度・中等度難聴児に対する指導と支援の在り方に関する研究

研究代表者:原田 公人

論文のダウンロード先HPはこちら

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