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2017年の1月、7月にご好評いただきました「補聴援助システムについて学ぶ会」を、本年も開催させていただくことになりました。

2017年1月開催の様子はこちら、7月開催の様子はこちらからご覧ください。

2月4日(日)に、北里大学病院の小児難聴外来の先生方と一緒に、開催します。

会場は前回と同様、相模大野駅直結の、ユニコムプラザさがみはらです。
入場費は無料です。(会場には授乳室もあり、開催の会場でお子様向けのスペースもご用意しますのでぜひご家族様でご来場ください。)

お子さんには実際に補聴援助システムがどのように聞こえているのか?を実際に保護者の方々に試聴体験して頂ける機会です。

過去2回ご参加いただいた保護者の皆様からは、実際にお子様の耳にどんな音が届いているのかが体験できてよかったという声を良く頂戴します。
ご参加お申込みお待ちしております。

<補聴援助システムについて学ぶ会>
日時:24日(日)10:3012:00
会場:ユニコムプラザさがみはら3F
(相模原市南区相模大野3-3-2)

ご案内とお申込書はこちらからどうぞ↓

0204相模大野イベント20171128

2017年8月のブログでご紹介しました、DO-IT Japan2017のプログラムの報告冊子を頂戴しました。

 

PDFのデータをDO-IT JapanのHPからもご高覧頂けます。

本紙の導入部分にも記載がありますが、DO-IT Japanのコンセプトは「自己決定」と「セルフアドボカシー」として活動されていらっしゃいます。

私たちフォナックも日々、目標としている 『聞こえに困難を抱える方が聞こえのバリアを感じない世界の実現』 において、聴覚障害をもつ方、特に子どもさんのセルフ アドボカシーの機会、理解、を深め高めていくことが社会参加において有意義であると考えています。

今回のプログラムの期間中実際にいくつかのコースに参加させていただき、参加している方たちが出会ってきたリアルな悩みや困難な出来事、そして自身で解決策を見つけていく瞬間の輝かしい姿を間の当たりにした当日を思い出し、聴覚障害をもつ方々の対話力や提案力に少しでもお力添え出来るよう、新年早々気持ちを引き締めさせていただきました。

あけましておめでとうございます。

2018年フォナックは本日1月5日(金)より始業いたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、新年最初のブログとして、ロジャーと情報保障機器のコラボレーション方法についてご紹介させて頂きたいと思います。

4月から新しい進学や就学などで新しい環境に移られる方にとっては新年のこれから、更に具体的な準備にはいられることと思います。

 

ロジャーについては、様々な情報保障機器との互換性があり、過去のブログでも音響機器との併用についてご紹介しています。

その後、送信機であるマイクの種類も増え、情報保障機器との連携パターンも増えてきましたので、新しい環境へ移られる際に情報保障を依頼される際などのご参考までに、7つご紹介させていただきます。

 

【1:難聴の生徒も難聴のない生徒も聞きやすく、先生や他の生徒の声も視覚でも保障可能なパターン】

総務省 平成29年障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業で採用されたシステム構成図

→取り入れていただいた実証事業についてのブログでのご紹介はこちら

【2:先生の声を手元の端末で聴覚&視覚保障するパターン】

【3:先生の声も生徒の声も手元の端末で聴覚&視覚保障するパターン】

【4:難聴の生徒も難聴のない生徒も同じPAシステムから聴覚保障する(ロジャーマイクがメイン)パターン】

【5:難聴の生徒も難聴のない生徒も同じPAシステムから聴覚保障する(PA用のマイクがメイン)パターン】

【6:難聴の生徒も難聴のない生徒も同じロジャーシステムから聴覚保障する(ロジャーマイクがメイン)パターン】

【7:ループシステムとロジャーの両方から聴覚保障するパターン】

以上、ロジャーと情報保障機器との7つのコラボレーションパターンのご紹介でした。

こちらのパターンは良くお問い合わせを頂戴する組み合わせですので、お役に立てると嬉しいです。

 

2018年の今年も聞こえの困難を感じる1人でも多くの方やその周りの人たちが、聞こえのバリアを感じないですごせる日常をお手伝い出来るよう、精進して参ります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

先日ブログでもご紹介しました実証事業の第3回目が12月24日(日)に開催され、会場に再度お伺いしてまいりました。

 

 

 

 

 

 

一回目の様子はこちらから

今回は、参加されたお子様と保護者の方を併せて総勢13名で、これまでの内容の復習と、お子様の成果発表をメインに進行されました。

 

 

 

 

 

 

 

今回も下図の形で、

 

 

 

フォナックのロジャータッチスクリーンマイク2と、パスアラウンドマイクをUDトークをつなぎ、講師の鎌田氏の音声情報を、補聴援助システム経由で個々の児童にしっかりと伝える聴覚支援と同時に、UDトークでの文字情報による視覚支援の環境を整えての実施となられました。

配置図を文字にしますと

-講師の鎌田氏がタッチスクリーンを装着  鎌田様のご紹介はこちら(リンク)

-こども達の発表はパスアラウンドマイクを使用

-マイクロホンからの音はこども達の補聴器/人工内耳に取り付けた受信機に送信

-UDトーク入力はiRig2&マイリンクを使用

-健聴者用にはDM7000を設置(音量デフォルトから-2dBに設定)

-見学の方のためにロジャー フォーカスとマイリンク&ヘッドホンを設置

となります。

見学された方からは、上記で使用した機器のどれが必ず必要なのか といったご質問も頂戴し、図にある機器のサポートが全て揃う形が理想的といえる情報サポートになり、その理由は難聴の児童にとって「聞く」と「考える」の同時作業が困難な状況があることなど、聞こえのバリアを感じない状況を作っていくための啓蒙がまだまだ必要であることも、私たちにとって明確化した機会となりました。

今回、ロジャーをご活用いただきました香川県難聴児(者)をもつ親の会様におかれましては、先般内閣府から障害者週間に、福祉の向上に対する功績を表彰されており、常に難聴児(者)の立場においての最善を追求される姿を拝見しております。

活用いただきましたことを改めて御礼申し上げますと同時に、私たちも益々、ユーザーの方の立場から必要なサポートを提供し続けていくことの出来る会社でありたいと改めて身の引き締まる思いで参加をさせていただきました。

2016年4月に施行されました障害者差別解消法に基づく合理的配慮の一環として大学や企業からロジャーのお問い合わせや設備導入の案件が増えております。

佛教大学様にも今年3月、タッチスクリーンマイク2点、パスアラウンドマイク2点、マイリンク2点を設備導入して頂きました。この度、導入にご尽力して頂きました学生支援課の担当者の方と、実際にロジャーをご使用されている社会福祉学部のKさんにお話を聞かせて頂きましたのでご紹介いたします。

佛教大学 紫野キャンパス

 

  • ロジャー導入前の状況についてお聞かせください。

学生支援課 担当者:

『ノートテイクに限界を感じていました。ノートテイクは下級生や他学科のボランティアですと専門用語や略語が出てきた場合、わからなくなり充分な情報保障ができなくなる可能性があります。また、離れたキャンパスに行くには時間がかかるので、対応が難しいといったことがありました。』

『補助機器を導入すると最初は費用がかかりますが、最終的には経費削減につながると考えました。』

 

ロジャー利用者 Kさん:

『中学生の時にFMシステムを使用したことがありました。ですが、雑音がひどくて聞きたい声が聞きづらかったです。また、そのFMシステムは音量調節が出来なく、耳に直接入る音が大きすぎたことから、長時間使うと外したくなってしまうものでした。こういった経験もあって、FMシステムの印象はあまり良くありませんでした。』

 

  • ロジャー導入後はどのような変化がありましたか?

ロジャー利用者 Kさん:

『FMシステムと比べて雑音がほとんどしないことにとても驚きました。補聴器だけだと女性の先生の声が聞き取りづらかったのですが、ロジャーを使用してから明瞭に聞こえやすくなりました。』

『ノートテイクを配置することが難しい授業では、ロジャーを使用して、聞き取った情報が聞き間違いでないか、隣にいる友人のノートを確認しながらノートをとる形式で授業を受けることができるようになりました。』

 

  • 現在はロジャーをどのように使用されていますか?

学生支援課 担当者:

『最初は先生にタッチスクリーンマイクを首にかけてもらって使用していましたが、現在は講義室の音響設備にタッチスクリーンマイクを接続して、講義室のマイクから→音響設備と接続したタッチスクリーンマイク→マイリンクで使用しています。』

 

ロジャー利用者 Kさん:

『先生の首にかけて頂いて使用していた時は、先生が下を向いて話しているとタッチスクリーンマイクが不安定な状態になり、うまく声を拾うことができなくなったりしていましたが、現在の音響設備接続の場合、先生は常にしっかりとマイクを持って話されるので、音質もよく声を拾うことができています。』

『また、マイクを持って話すと口元がマイクで隠れて見えないので、読み取りにくかったですが、ロジャーを使うと口元を見なくても先生の声を拾うことができ、自分自身でノートをとるために下を向いていても理解できるようになりました。』

 

  • 現状の課題と今後についてもお聞かせください。

学生支援課 担当者:

『今後、難聴の学生が増えた場合、キャンパスが異なると曜日によっては ロジャーが足りなくなる可能性もありますので、大学内で協議の上、必要であればロジャーの追加導入を検討していきたいと思います。』

ロジャー利用者のKさん

 

Kさんは社会福祉士の資格取得を目指して日々勉強されています。将来的には、何らかの形で聴覚障害者福祉に携わりたいと考えているということです。

合理的配慮に基づく設備導入についてはまだまだ情報が少なく、困ってらっしゃる大学のご担当者様や学生様も多いかと思います。今後も少しでも何かのご参考になるように導入事例や情報をご紹介していきたいと思います。

導入して頂いたロジャー製品

 

佛教大学 障がい学生支援ページ リンク

 

 

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