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フォナックが提供する機能の1つに
「サウンドリカバー」というものがあるのをご存知ですか?

これは聞き取りにくい高音域(1500Hz以上)を聞き取りやすい音域まで
圧縮させる機能です。

今では、フォナックの補聴器のほとんどにこの機能が搭載されています。
(一部の器種は除きます)

そしてついに「サウンドリカバー」の仕組みや臨床結果、

または調整のヒントなどを述べた資料の日本語版が完成しました!!

詳細内容を知りたい方、興味のある方は是非資料をご覧ください。

▼サウンドリカバー  -聴覚分野から見た背景情報- (日本語版)はこちらから

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フォナックを代表する補聴器にナイーダという器種があります。
このナイーダシリーズが、先週末(4月21日)で満5歳を迎えました。

補聴器の業界もデジタル補聴器が登場して以来、新製品を投入することが頻繁になってきており、なかなか1つのシリーズで長くご愛用いただく器種が少なくなってきております。
その中でも、このナイーダシリーズは、サウンドリカバーという高音域の聞き取りを効果的に改善してくれる機能が多くご利用いただけるのと並行して、ロングランセールスを継続しております。

初期タイプのナイーダが登場して以降の歴史を簡単に紹介します。

 

 

世の中の出来事と照らし合わせてみると、5年間って結構長いですね。
 

これからも、ナイーダシリーズをよろしくお願いします。 m(_ _)m

 

サウンドリカバーにつきましては、過去のブログをご参照ください。
ここをクリック ↓



展示の様子

フォナックは、先週 10月11日~12日に聴覚医学会に参加

してきました。

聴覚医学会は毎年1年に一度開かれる学会で、聞こえに
携わるドクター、専門家、教育者が集まり、聴覚分野では
日本で一番大きな学会と言えます。

今年は学会議長を京都大学医学部が務められ、秋の京都
での開催ということもあってか、盛況の2日間でした。

フォナックは、機器展示と学術講演会に参加してきました。


学術講演会では、フォナック独自の機能「サウンドリカバー」を搭載した
ナイーダ( Naida )を取り上げていただいた論文発表がいくつかありました!

こういった学会会場で、補聴器メーカーと機能名が名指しで演題に挙がる
ことは大変希少なことでありまして、臨床に携わる先生方が話題に取り上げて

いただくことは大変光栄です。

これを機会に全国の多くのユーザーの方へ、フォナックのテクノロジーが
伝わっていくことを望むばかりです!

また今回の会場では、フォナックのFM送信機「インスパイロ」を各会場に配置し、
難聴の医療従事者にFMシステムを介して聴講していただくお手伝いもいたしました。

聴講した先生からは、喜びと感謝の声もいただきました!

そのおかげもあって、フォナックのブースへ立ち寄られて質問される方は、
フォナックのFMシステムとサウンドリカバーに関するものが大変多かったです。

聴の方のクオリティ オブ ライフに、補聴器メーカーとして少しでも貢献できるよう
今後も普及活動に取り組んでまりいます!

| サウンドリカバー |

前回もご紹介したフォナック独自のテクノロジー「サウンドリカバー」。
おかげさまで話題沸騰につき、以前にもこのブログで取り上げましたが、
諸説誤解があります。中でも反響の多かった誤解をもう一度、解明します。

サウンドリカバー

【誤 解】 サウンドリカバーのノンリニア周波数圧縮方式と
周波数移動方式とは同じ方式である !?
→→ 答えは、 N O ! です。 フォント サイズ

□■ 根 拠 □■

確かに、両者とも周波数を低い方向へ移動させるということにおいては、
目的として同じです。しかし、その方法は全く異なります

周波数移動方式は、移動させたい全ての周波数帯域を、低い方へそれぞれ
等しく移動させる(リニア移動)方法なので、もともと移動せずに存在している
低い周波数帯域の信号成分と移動した成分が重なり合ってしまいます。

それに比べ、フォナックが採用しているノンリニア周波数方式は、
フォナック社とヒュー・マクドーモット教授らと共同開発したアルゴリズムです。
これは設定されたカットオフ周波数よりも高い周波数だけを、より聞き取りの
良い周波数帯域へ圧縮するものなので、低い周波数帯域と重なり合うと
いうことはありません

つまり、ノンリニア圧縮移動と周波数移動(リニア帯域移動)とは根本的に
大きな違いがあります

【誤 解】 サウンドリカバーは子供の聴能発達への悪い影響が懸念される!?
→→ 答えは、 N O ! です。 フォント サイズ

□■ 根 拠 □■

一般的に幼小児に対するフィッティングでは、いろいろな懸念事項が取り上げ
られています。(例えば、指向性マイクロホン、雑音抑制機能)
幼小児においてはたとえ中等度の難聴でも、正常な言語獲得や会話スキルの
発達に支障を来すことが実証されています。

問題は、高い周波数が聞き取れないことに起因する、摩擦子音の聞き取り
能力の発達の遅れです。*

サウンドリカバーを使用すると今まで聞くことが出来なかった高い周波数の音が
聞えるようになるので、音の世界が広がります。
Dr. Andrea Pittman(アンドレア ピットマン)も、高い周波数の情報が、摩擦子音の
発声や聞き取り、言語発達の速さに大きく貢献していることに言及しています。

サウンドリカバーは、聞き取れなかった高い周波数が聞き取れるようになる
ことで、むしろ、子供の聴能発達への貢献が期待されます。

*Stelmachowicz, P.G., Pittman, A.L., Hoover, B.M., Lewis, D.E., and Moeller, M.P. (2004).
The Importance of High- Frequency Audibility in the Speech and Language Developmentof Children
with Hearing Loss. Archives of Otolaryngology – Head & Neck Surgery, 130, 556-562

人の耳は高さの違う音をどのくらいの範囲聞こえるかご存知ですか?

専門書などには、20~20,000Hzの範囲を聞き取ることができるといわれています。思ったより広いと思われた方もいるかもしれませんが、ただ一般的な日常生活を営んでいく上では、10,000Hz以下が聞こえていれば問題ないとされているようです。

専門機関で聴力を測定する場合の多くが、125~8,000Hzの範囲であるように、この帯域にはそれなりに重要な音の情報が存在します。

下記の図は、『スピーチバナナ』と呼ばれるもので、ことばを聞き分ける際のヒントになる音の情報が、どこの周波数帯域のどのくらいの音圧で存在しているのかを記したものです。

ことばを聞き分けるためには、それなりに広い帯域の音を聞き取らなければならないとされています。


スピーチバナナ



ここで、お役にたつのがサウンドリカバー!!

サウンドリカバーは、聞き取りにくくなったり、または通常の補聴器のレシーバでは出力ができないような高い周波数帯域の音を聞き取ることができる周波数帯域に移して聞くことができる機能です。

サウンドリカバーの詳しい仕組みはここをクリックしてください。http://www.phonak.jp/btob/pdf/tech/pro_info/About_SoundRecover.pdf

フォナックには、このサウンドリカバーが搭載された補聴器がたくさんあります。

一度、お試しください。

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