» 補聴器業界のブログ記事

10月は展示会や学会などのイベントがとても多い月です。

今年も毎年恒例のEUHA(ヨーロッパ補聴器連合)の展示会が南ドイツのニュルンベルグで18日(水)から開催されています。(EUHAについての紹介ブログはこちらからどうぞ。)

日本でも、本日19日(木)から第62回の聴覚医学会が開催されています。

EUHAも、聴覚医学会も、医師や専門家の講演・論文発表があり、たくさんの人が集まる会です。

 

EUHAでは一般の方も入れる会場内に、今年もフォナックのスイス本社のチームと、ドイツのチームが一緒にブースを作りあげ、新しい製品の機能紹介や、症例の紹介セミナーなどが行われている様子が、ヨーロッパの同僚たちから届きました。

聴覚医学会では先生方の論文発表の休憩時間などに、医療機器や製薬会社、そして補聴器会社の展示を参加者の方々が見て回られます。

こういったイベントでは各企業ともに新製品や開発している機能の紹介などをしますが、今年の傾向としては充電タイプの補聴器が各社から出揃ってきている様子が見られました。

日本では、2016年の12月にフォナックが初のRICタイプの充電式補聴器を発表させていただいたのを皮切りに、現在までにほとんどのメーカーから様々な電池を使用した充電タイプの補聴器が紹介されています。

フォナックでは充電タイプの開発は、長くユーザー様から切望いただいて発売に至った経緯があります。

以前もご紹介させていただいた、フォナックのオーディオロジストや、ユーザーの方などに寄稿頂いてる英語のサイト“hearing like me”には、Ask Annaというコーナーがあります。

フォナックのオーディオロジストであるAnnaとユーザーの方からの質問のやり取りなどを紹介しているコラムですが、電池交換が苦手なユーザーさんへのコメントを記載した回がありましたのでご紹介します。

下記でAnnaに連絡をくださった、サラさんのお母様のように、お手元の作業がお辛いと感じられるユーザーの方の困難を解決出来る補聴器が各社から増えていることをとても嬉しく思います。

一人でも多くの方がより困難を感じずに日々の暮らしを送ることができるよう、フォナックはこれからも、聞こえのバリアを感じることのない世界を実現するために日々努力していきます。


 

 

 

 

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アンナさん

私の母は関節炎を患っていて、補聴器の電池交換をする時に、いつも悪戦苦闘しています。

家族や友達が一緒にいるときは助けてあげられるのですが、母が自分自身で解決できるような方法が何かあればと思っています。何かアドバイスをいただけませんか? サラより

→サラさん

お母様が補聴器の電池交換に手間取ってしまうと聞いて、とても申し訳なく思っています。電池交換に手間取ってしまうと、とてもイライラしたり、不安な気持ちを引き起こす原因になってしましますよね。誰でも、自分の健康維持のために人の力を借りているとは思いたくないですから。

今までは、補聴器の電池交換をすることや、常に常備しておく必要があるということは、世界中で広く浸透している当たり前のことでしたが、今は幸いにもバッテリー技術の発展に伴い、電池交換の必要としない補聴器があるのです。

電池交換が必要のない、充電式補聴器の内部には、携帯電話で使われているバッテリー技術に似た電池が内蔵されており、充電器で一晩充電するだけで、翌日には電池の心配をすることなく、一日中使うことができます。

このような充電式補聴器は、あなたのお母様のように今まで電池交換にお困りだった方々の悩みを解決してくれるでしょう。そして、あなたのお母様のように困っている方々の問題解決のための選択肢の一つとなると思っています。

フォナックでもPhonak Audéo B-Rと呼ばれる新しい充電器を発表しました。詳細については聴覚医または聴覚専門家に直接お問い合わせください。

(Hearing like meを通じて提供されている情報は、健康上の問題や疾病の診断や治療に使用しないでください。健康上の問題を抱えている場合、速やかに専門医とお話しください。Hearing Like Meを読んだことにより、専門的な医学的アドバイスを無視したり、病院での受診を先送りにするようなことはしないでください。もしご自身の健康に不安がある場合、直ちに医師または緊急医療機関に相談してください。

原文(英文)はこちら↓

Dear Anna: My mother has arthritis and has a hard time changing her hearing aid batteries herself. When she is with a family member or friend, they are able to help, but I would love to find a solution that allows her to be more independent. Do you have any advice? – Sara

Hi Sara,

I am sorry to hear that your mother is having a hard time changing her hearing aid batteries. Being unable to easily do this can be very frustrating, and it can also cause unnecessary anxiety. Nobody wants to feel that they are reliant on family and friends to take care of their own health.

Changing hearing aid batteries and having to remember to always carry them with you is something that has become universally accepted in the world of hearing aids because until now there has been no viable alternative.

Fortunately, developments in battery technology mean that there are now hearing aids that do not require an end user to change a battery.

Rechargeable hearing aids have batteries inside that are similar to the battery technology used in mobile phones.

This means all that has to be done is to charge the hearing aids overnight in a charging device and you are ready to go for the whole day.

These rechargeable hearing aids free people from the hassles that come with disposable batteries. It could be an option to help people like your mother to regain their independence.

Phonak has just announced a new rechargeable hearing aid, called the Phonak Audéo B-R. Please reach out directly with your audiologist or hearing care professional to learn more.

The information provided through this website should not be used for diagnosing or treating a health problem or disease. It is not a substitute for professional care. If you have or suspect you may have a health problem, you should consult your health care provider. Never disregard professional medical advice or delay in seeking it because of something you have read on the Hearing Like Me website. If you think you may have a medical emergency, call your doctor or emergency medical services immediately.

年明け1月15日(日)に、耳鼻咽喉科学会主催の国際シンポジウムが東京・大手町の日経ホールで開催されます。

事前登録すれば無料で参加が可能です。

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近年、関係性がよく話題になる認知症・うつ病と難聴について

専門研究者の方々のお話をお伺いできるなかなかない機会ですので

ご興味のあられる方におかれましては上記バナーのリンクから

またはこちらからお申込みください。

詳細につきましては、開催運営事務局までお問い合わせください。

<開催事務局>

〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-12-1虎ノ門ワイコービル 株式会社コンベックス内
Tel : 03-5425-1603 Fax : 03-5425-1605 Email : symp2017@convex.co.jp

 

企業における法定雇用率が定められて久しいですが、東洋経済新聞の記事に

最新の公開雇用率の提示がありました。

記事内にはトップ100社の名前と雇用数が記載されています。

注目したいのは業種別の雇用率です。現在は50名以上の従業員がいる会社には必ず障害者の雇用義務がありますが、実際には業種によってはまだまだ浸透しきっていないということがわかります。

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記事内には “「平成28年版障害者白書」の推計によると日本の障害者は身体障害者393.7万人、知的障害者74.1万人、精神障害者392.4万人。複数障害保有者を重複することになるが単純合計では860万人と国民の約7%が何らかの障害を持っている計算になる。このように一部の人々とは言えない、障害者の雇用面ではさらに拡大が求められる。”旨記載がされています。

4月から施行されている障害者差別解消法の認知度向上に加え、障害のある・なしに関わらず、そのかたの毎日が輝く“Life is On”になるお手伝いを続けたいと改めて気が引きしまるニュースのご紹介でした。

補聴器をご利用いただくエンドユーザー様からいただく要望の中に

「補聴器のことを良く知らないで買ってしまった」というお声をいただくことがあります。

我々メーカーとしての力不足を感じる部分でもありますが、業界全体としても

使っていらっしゃるユーザー様の満足度をより高めようと、様々な取り組みが行われております。

 

取り組みの一貫として、日本補聴器販売店協会主催の、補聴器販売者技能向上研修が開催されることになりましたので、ご案内いたします。

補聴器販売者技能向上研修

本研修は12月4日~全国7都市で開催され、研修の参加費は無料になります。

我々も補聴器に携わるものとして、参加させていただきます。

参加の詳しいお申し込みは日本販売店協会様のHPおよび下記からご確認ください。

研修のご案内 研修内容 申込書

毎日新聞の2016年10月8日東京朝刊に、障害者差別解消法の施行から半年が経過したことを機にケネディ駐日大使と、トム・ハーキン前上院議員の特別インタビューが掲載されていました。

掲載の記事はこちら(一部会員登録が必要です。)

記事内で共に親族に障害者がいらっしゃり、障害者支援にも深くかかわられてきたお二人の考える障害者の暮らしやすい社会について触れられています。

ケネディ駐日大使は以前に視察された仙台の「六丁目農場」を、障害者が社会に貢献している良い例として紹介されたり、スペシャルオリンピックスなどスポーツ分野での世界的な障害者の活躍が障害者の社会参加に理解が深まるきっかけになる等、受け答えされています。

世界で初めての障害者への差別禁止法律となった「アメリカの障害者差別禁止法」の成立に尽力されたハーキン氏は、ご自身のお兄様が聴力障害をお持ちだったことから、差別解消活動に取り組まれたそう。

偏見のない社会の実現に向けて様々な取り組みが行われている中でも、障害者の民間企業での法定雇用率達成率は既定の5割に満たされていない現実があります。

私たちフォナックでも、我々の製品が難聴をお持ちの方の社会進出のお手伝いとなれるよう、障害者差別解消法の義務の一つ、「合理的配慮」に対して企業側の方々がどんな対応をされるとよろしいかや等、難聴者の方ご自身がどのように「合理的配慮」を求められると良いかなど、微力ながら全国各地で製品のご紹介や説明・試聴の場を増やしていっています。

naikakuhushiryou画像は内閣府が発行している障害者差別解消法の資料になります。

PDFのダウンロードがこちらから可能です!ぜひご参考ください。

また展示やイベントの開催時にはこちらのブログでも紹介させていただきたいと思います。

 

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